ソレイユ・マミーのシニア旅ノート

自由気ままのシニア旅行備忘録

ナイル川クルーズとエジプト満喫8日間 ハトシェプト女王葬祭殿・ネフェルタリの墓

 

 

10:00 ハトシェプト女王葬祭殿 

建築家センムトによる設計でアメン・ラー神を祀ってる。こんにちは消滅してしまっているが、スフィンクス参道があった。神殿は3つの階段式テラスで構成され、また各階テラスは角柱式柱廊玄関が前に設置されている。第一テラスの壁には、女王がカルナック神殿に建立されるオベリスクナイル川を利用し運搬される様子が描かれている。第二テラス右側には、女王の誕生神話の場面が描かれている。右にはアヌビス神に捧られた礼拝堂、左にはハトホル女神を祀った礼拝堂がある。第三テラスには女王増、供物を運ぶ場面があり、すべて至聖所に向かって飾られている。

ハトシェプスト葬祭殿の左にある遺跡は、第11王朝メンチュホテプ1世葬祭神殿である。

 第二テラスのハトホル女神を祀った礼拝堂

 

ハトシェプスト女王の男装の巨像

 

 

 

参道のお土産屋

11:45 ネフェルタリの墓

王妃の谷に埋葬され発掘された80基の墓の中で、最も重要かつ一番美しい墓である。

通常より複雑な平面図から、王たちの墳墓との類似性が見いだせる。王妃が神々や死者の書の様々な部分と共に描かれたレリーフがある。

入場するのは10人単位で、10分間制限があるため順番を待つ。10分間16,000円ですが見ごたえはありました。入場料が高いので観光客は日本人の数グループだけでした。

右から永遠の時を刻む神ヘフ、ミイラを守るイシスとネフティス。太陽神ラーの聖鳥アオサギ。地平線を示すライオン

王妃とバー 膝まづいている王妃の後ろに彼女の魂を現すバーが描かれている。

ゲームをする女王。現在のチャッカーに似たゲームのセネトで、死者がオシリスの支配する冥界に入るための試練や障害を象徴している。

王妃とイシス女神

オシリスの支配する冥界の第二の門を守る三人の精霊。クヌム神(創造神)

オシリス背柱を示すジェド柱の図が描かれている。

オシリス神 天井には星をちりばめた模様、柱の上部には古い時代のアシの神殿に由来するケケルの帯状装飾。

王妃の手をとるイシス女神

神々の書記トトの前には、書記用のパレットと水差しが置かれている。王妃は死者の書に書かれた呪文を唱えて、これらとトトの持つ魔法の力を得ようとする。

王妃が、オシリスと同様に再生のシンボルの緑色の顔をしているプタハ神に亜麻布の供物を捧げている。

イシス女神とネフティス女神の間にいる雄羊頭の神はラーとオシリスのけつごうを象徴し太陽の日々の死と再生を現している。