ソレイユ・マミーのシニア旅ノート

自由気ままのシニア旅行備忘録

ナイル川クルーズとエジプト満喫8日間 メムノンの巨像、ファラオが眠る王家の谷(ラムセス4世、ツタンカーメン、メルエンプタハの墓)

3日目

 

6:00 船内で朝食

7:00 ボートで西海岸へ

7:30 メムノンの巨像

アメンヘテプ3世の葬祭殿だったが、入り口の扉両側に置かれた高さ18メートルの赤い珪石で造られた巨像のみ今なおたたずむ。足元に王の妻と母が立つ座像である。メムノンと言う名は紀元前27年エジプトに大地震が発生し、北側の像に亀裂が数本入ったのがもとで命名された。特に陽が昇るとき風が亀裂を吹き抜けるとハーモニーが聴こえた。民間伝承により、メムノン神が母オーロラに挨拶していると信じられていた。この奇跡を崇めようと多くのギリシャ人やローマ人がここまで旅したが、セブティミウス・セベルス(ローマ皇帝193-211)により修復が行われ、音は二度と聞こえなくなった。

7:50 王家の谷

新王国の王は、先代の王が埋葬埋葬されたピラミッドが全て盗掘に遭ってることを知り、ピラミッドを築くのを止め、王家の谷で知られる西海岸から遠く離れた場所に王墓を建設するよう命じた。今日までに62基の墓が発見されている。

ビジターセンター 王家の谷の模型

8:00 KV2 ラムセス4世の墓

ラムセス4世は、古代エジプト新王朝第20王朝の第3代ファラオで、在位期間はBC1,151年~BC1,145年です。

ヒエルグリフが描かれています。

天井も壁も美しいレリーフでおおわれています。

8:40 KV62 ツタンカーメンの墓

1922年ハワード・カーターにより発見された。完全未盗掘で発掘された唯一の王墓である。副葬品や宝物はカイロ博物館に展示されている。前室、玄室、側室2つと墓は小さい。ツタンカーメンは木製金張りの棺を三重にした中に埋葬されていた。またこれらの棺はさらに4重の金張り木製厨子内の石棺に安置されていた。

ツタンカーメンのミイラ

 

玄室の壁画。

9:00 KV8 メルエンプタハの墓

ひたすら入り口から下る墓の長さと石棺の大きさとレリーフの素晴らしさで有名です。

メルエンプタハ王は

長兄と第4王子カエムワセトの死後、三人目の後継者に指名された。このときすでに40歳を超えていたが、ラムセス2世はその後さらに20年近く在位したため即位したのは実に60歳を超えてからのことであった。

医学の未発達なこの時代としては驚くべき高齢での即位と言える。

彼のミイラはKV8に当初埋葬されたが、1898年アメンホテプ2世が埋葬されているKV35で発見され、現在ではカイロエジプト考古学博物館に所蔵されている。身長は171.4センチで、父ラムセス2世のミイラと同様、関節炎の痕跡が確認されている。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

 大きな石棺

 船に乗る神々 ホルス ラー、イシス、?、ネフティス?